出版社内容情報
ネットなら誰にも知られずにセラピーを受けられる。セラピストと面と向かい合わないからこそ語りの自由度が増す。著者の豊富な経験と実際例にもとづき、倫理基準、利用の際のチェック項目などにも言及しながら、新しいセラピーの可能性を考える。
内容説明
対面することのないインターネットを介しての心理セラピーはどこまで可能だろうか。その限界は?実際にインターネット・セラピーを実践する著者による、その特質、運営の実際、問題、倫理まで。
目次
第1章 インターネット・セラピーの世界
第2章 インターネットの利点
第3章 人間とインターネットの不適切な関係
第4章 メディアを用いたコミュニケーションの特徴
第5章 インターネット・セラピーの特徴
第6章 人間とインターネットの新たな関係性
第7章 インターネット・セラピーへの疑問
第8章 実際的なガイドライン
著者等紹介
田村毅[タムラタケシ]
筑波大学大学院医学研究科博士課程修了。ロンドン大学バークベック・カレッジ修士課程(家族療法専攻)修了。現在、東京学芸大学教育学部助教授、北の丸クリニック精神科医師(青年期精神医学、家族療法)
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