日本語教育のための心理学

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  • サイズ A5判/ページ数 239p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784788508118
  • NDC分類 810.7
  • Cコード C1011

出版社内容情報

日本語教育と心理学の双方に通じた著者たちが結集して成った、効果的な日本語教育に役立つ心理学の基礎知識。日本語学習者の心理、日本語処理の特性、日本語学習指導のポイントの3つの視点から、具体的に丁寧に説く。

内容説明

日本語の教育と学習とにズバリ役立つ心理学のエッセンスをまとめた初めての本。

目次

1部 日本語学習者の心を知る(知識獲得の心理学エッセンス;外国語を使うとき―思考力の一時的な低下;文化の異なる人々の心の世界―自己と他者の関係から;日本文化への適応と援助―異文化接触の心理学)
2部 日本語情報処理の特性を知る(言語心理学エッセンス;第二言語の語彙を習得する;漢字の指導;日本語の文法学習に母語がどのように影響するか;日本語の談話を科学する)
3部 日本語の学習指導を知る(学習指導の心理学エッセンス;日本語の学習指導を考える;日本語教育にメディアを活用する;日本語能力を評価する)

著者等紹介

海保博之[カイホヒロユキ]
千葉県生まれ。東京教育大学教育学部大学院博士課程中退。教育学博士。現在、筑波大学心理学系教授。主な専門領域は、応用認知心理学

柏崎秀子[カシワザキヒデコ]
東京都生まれ。お茶の水女子大学大学院人間文化研究科博士課程人間発達学専攻単位取得退学。文学修士。現在、東京工業大学留学生センター助教授。主な専門領域は、認知・言語心理学、語用論、日本語教育
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感想・レビュー

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Nobu A

2
ブックバザーで購入したのか、職場の書架整理でもらったのか覚えていないが、2002年初版の本を読了。関連領域は多岐に渡り、他分野との連携が珍しくない昨今。その先駆けとも言える書籍。学習者の外国語使用時の思考力や異文化接触時の適応力等の側面、日本語情報処理の特性、指導方法及び評価法等の3部構成。15年前だけあって目新しものはないが、分かりやすく纏め上げられている。読んでみると、多忙な仕事の中、忘れていたことを思い出す項目も幾つか。いい復習になった。2017/04/09

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