出版社内容情報
日本の子どもたちの学力低下の主な原因は、家庭、学校、教育産業をも巻き込んだ「ごまかし勉強を生成するシステム」にある。どうしたら子どもたちがまっとうな学習を身につけ、学ぶ楽しさを味わえるようになるのかを、主要な教科に即して詳しく解説する。
内容説明
「ごまかし勉強」の恐ろしい副作用とは?どうしたら「ごまかし」から抜け出せるか。正統派の勉強とはどういう勉強か。
目次
第7章 正統派の学習はどうすればよいか
第8章 何のために学習するのか
第9章 「ごまかし勉強」の恐ろしい副作用
第10章 教育産業は学力向上に貢献してきたか?
第11章 ごまかしの病源と治癒対策
第12章 よくある質問
著者等紹介
藤澤伸介[フジサワシンスケ]
東京都出身。慶応義塾大学大学院社会学研究科博士課程修了。跡見学園女子大学文学部教授。東京大学大学院教育学研究科附属学校臨床総合教育研究センター客員教授。慶応義塾大学教職課程センター非常勤講師。埼玉県草加市立松江中学校運営委員。(以上2002.1現在)応用心理士。学校心理士。専門は教育心理学・認知心理学。Hammond Bay Elementary School,Woodlands Middle School(CANADA)、教育総合研究所学力開発センターで教育や認知カウンセリングを実施。学問の面白さと有益さをいかに次世代に伝えるかに関心がある
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