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子どもの養育に心理学がいえること―発達と家族環境

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  • サイズ A5判/ページ数 299p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784788507524
  • NDC分類 371.45
  • Cコード C1011

出版社内容情報

 子どもの養育について心理学が確実にいえることは何か、それはどのような根拠に基づいているか。せまい経験的判断や憶測によって誤った決定を下すことのないように、最近の科学的研究の蓄積の上に確立された信頼すべき見方と答えを整然と説く。

内容説明

乳幼児は母親が育てなければダメなのか?少年犯罪の原因は家庭にあるのか?過去数十年間の研究の積み重ねの上にたって心理学がいえることは何か。両親、保育者、小児医療専門家、福祉関係者、行政担当者など、日々子どもをめぐる重要な決定をしなければならない人々のために。

目次

1 研究を活用するために(決定を下すときの判断材料;研究というものの性質)
2 子どもと家族―研究と実践のトピック(子どもはいつ、他者との愛着を形成するか;最初の愛着形成はいつまで遅れてもよいか;母子間の絆は、いつつくられるか;「血の絆」はあるか ほか)
3 子ども時代とはどんな時期か(全般的なテーマ;終わりにあたって―発達への楽観論)

著者等紹介

シャファー,H.ルドルフ[Schaffer,H.Rudolph]
スコットランド、グラスゴーのストラスクライド大学名誉教授。児童の発達、特に母子関係を専門とし、世界的なリーダーとして活躍している。主な著作として『子どもの養育に心理学がいえること―発達と家族環境』の他に、『Social Development』Blackwell,1996;『Mothering.』Harvard University Press,1977(『母性のはたらき』サイエンス社);『The Child’s Entry Into A Social World』Academic Press,1984などがある

無藤隆[ムトウタカシ]
1946年東京に生まれる。1972年東京大学教育学部教育心理学科卒業。1977年東京大学大学院教育学研究科博士課程中退。現在お茶の水女子大学生活科学部教授。主な著訳書に、『心理学とは何だろうか 改訂版』、『学習と教育』(以上共著)新曜社。『日常生活の認知行動』(J.レイヴ、共訳)新曜社。『発達心理学』(共著)岩波書店。『食べることの社会学』(D.ラプトン、共訳)新曜社。『赤ん坊から見た世界』(講談社新書)。『早期教育を考える』NHKブックス他多数がある

佐藤恵理子[サトウエリコ]
1964年東京に生まれる。1994年お茶の水女子大学大学院家政学研究科児童学専攻卒業、修士号(家政学)取得。主な訳書に、『食べることの社会学』(D.ラプトン、共訳)新曜社がある
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