出版社内容情報
パソコンはなぜこんなにも扱いにくいのか? それはどこで道を誤ったのか? 本来アナログ動物である人間の特性に適応しまいかぎりパソコンに未来はない! IT時代のハイテク環境を使いやすく愉しいものにする、ご存知ノーマンの痛快な批判と提案。
情報技術の高度化に伴って、ネットワークは急速に進化し続けている。その進化の方向を過たずに、人と組織を未来へとナビゲートする知が求められている。
われわれは、知識科学が拓く多様な研究領域を見てきた。しかし、これまでの旅程は、諸科学の再編・統合を目指す知識科学という企てにとって、まだ始まりに過ぎない。微視的な視点からの探求は、遺伝子レベルでの知のエレメントの発見にまで及び、他方、巨視的な視点からの探求は、国ないし地球規模で知を活用するためのメソドロジーをも包括するであろう。知ることへの欲求が終わらない限り、それらを横断する知識科学のフロンティアも拡張し続ける。新しい研究領域への遍歴の叙事詩が始まる。(本文より)
・公明新聞 2000.9.18br> 「デザインニュース」 2000.12月 小池星多氏評
・「MEMO[メモ]男の部屋」2001.4月号 長岡貞夫氏評
内容説明
パソコンはどこで道を間違えたのか?IT時代のハイテク・デザインを使いやすく、愉しいものにするDr.ノーマンの処方箋。
目次
今やっていることをみんな止めてくれないか
成熟―テクノロジー中心の製品から人間中心の製品へ
情報アプライアンスに向けて
パソコンのどこが悪いのか
魔法の妙薬はない
インフラストラクチャの力
アナログでいこう
なぜ、すべてのものがこうも使いにくいのか
人間中心の開発
人間中心の開発をしたいなら組織を変えなさい
革新テクノロジー
情報アプライアンスの世界
情報アプライアンスの例
著者等紹介
伊賀聡一郎[イガソウイチロウ]
慶応義塾大学大学院政策・メディア研究科修了。博士(政策・メディア)。リコー研究開発本部勤務。インタラクティブシステム、インタラクティブアートに興味をもつ。情報処理学会、ヒューマンインタフェース学会所属
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感想・レビュー
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hori-chan
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