シリーズ環境社会学
歴史的環境の社会学

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  • サイズ B6判/ページ数 260p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784788507265
  • NDC分類 709
  • Cコード C1036

出版社内容情報

 保全か開発か。精神の豊かさか生活の利便性か。明日香、京都、鞆の浦、小樽など歴史的町並みや景観保存をめぐる紛争の現場、世界遺産・古代遺跡・近代遺産を抱える地元をフィールドワークして、地域の多様な論理と固有の特質を抽出。歴史的環境保存の意義、近代化のなかの伝統の意味を考える。

内容説明

町並みや景観、文化遺産や民俗芸能、戦争遺跡や墓地・霊園。私たちの歴史的環境を保存することの大切さとむずかしさを考える。

目次

第1章 歴史的環境へのアプローチ
第2章 遺跡保存と住民生活―明日香村の古都保存
第3章 歴史都市と景観問題―「京都らしさ」へのまなざし
第4章 港町の活性化と保存―鞆の浦を対象にして
第5章 運河保存と観光開発―小樽における都市の思想
第6章 伝統文化の説明―郡上おどりの保存をめぐって
第7章 メディアとナショナル・トラスト―「トトロのふるさと財団」と記号的消費
第8章 展望台という景観―近代都市と「高さ」
第9章 負の歴史的遺産の保存―戦争・核・公害の記憶
第10章 社会の記憶としての墓・霊園―「死者たち」はどう扱われてきたか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HARU はる

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卒業・ゼミ論文のために読みました。1章は歴史環境について社会学的にアプアローチするにあたって重要なことが書かれているので文化遺産・文化財・世界遺産などをテーマで書きたい人は読んでおく良いと思います。2章以降は各著者の論文があると思うのでそちらを合わせて読みと理解が進むかもしれません。2016/04/09

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