方法としてのフィールドノート―現地取材から物語作成まで

個数:

方法としてのフィールドノート―現地取材から物語作成まで

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月18日 21時22分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 501,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784788506558
  • NDC分類 389
  • Cコード C1036

出版社内容情報

 UCLAほか各大学の実習で練り上げられた文字どおりユーザーフレンドリーな調査必携。現場におけるメモ取りからレポートや民族誌を書き上げるまでの調査の全ステップを実例に即して詳細に説き,フィールドワーカーが突き当たる数々の疑問に答える。

 フィールドワーカーの仕事は、現場に出かけていって他者の活動や日常の経験に密着するところにある。「密着」というからには、現場の人々の日常的な生活と活動に物理的にも社会的にも接近することが最低限必要となる。つまり、他者の生活における重要な場面や状況を観察し理解するためには、そのただ中に身を置くことができなければならないのである。しかし、密着ということには、これ以外にも、もう一つはるかに重要な要素が含まれている。フィールドワーカーは、他者の世界に対してより深く溶けこむことによって。重大な意味を持ちまた大切だと他者が実感していることを把握しようとするのである。(第一章より)

 ・「週刊読書人」99.1.22 蘭信三氏評

--------------------------------------------------------

 【関連書籍】
 『 増訂版 フィールドワーク 』 佐藤郁哉著 (定価2310円 2006)
 『 グラウンデッド・セオリー・アプローチ 』 戈木クレイグヒル滋子著 (定価1890円 2006)
 『 フィールドワークの技法 』 佐藤郁哉著  (定価3045円 2002)

 【新 刊】
 『 ワードマップ エスノメソドロジー 』 前田泰樹ほか編 (定価2520円 2007.8月)

内容説明

フィールドノートを書くためのテクニックというものは、従来口伝や秘伝のたぐいでしかなかった。この本は、フィールドワークをおこなう上で最も本質的な作業の詳細について系統的に紹介している。

目次

民族誌的調査におけるフィールドノーツ
現場で―参加し、観察し、メモを書く
フィールドノーツを書きあげる(現場から書斎へ;ページ上に場面を再現する)
メンバーたちの固有の意味づけを明らかにしていく
フィールドノーツを加工する―コーディングとメモをとる作業
民族誌を書く
結論

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

multi_b

0
現実を記述するためのフィールドノートの書き方を記した本。フィールドノートを書く際の実用的な注意点が盛りだくさん。フィールドノートの例も豊富。ただし内容は高度。この本の前に「フィールドワークの技法―問いを育てる、仮説をきたえる」を読んだ方が文意をくみ取りやすいと思います。2015/08/03

sabato

0
フィールドノーツ!!これをきちんとかけると世界をじっくりと読み解くことができる。。2009/10/23

huyukawa

0
読んだだけで到達できるものではない。読みながら練習しないと・・・。2023/10/30

ひつまぶし

0
建前としては「フィールドノートに注目して、フィールドワークの成果をまとめあげるまでのノウハウを伝授する本」なのだと思うが、この本を読むだけでそこまでたどり着けるとは到底思えない。事例として主に調査実習の学部生が書いた記録を用いている点も脱力する。章立てはメモを取るところから民族誌を完成させるまでのプロセスに沿っているが、やらなければならない作業が前後していて混乱する。この本の正体は「民族誌を完成させるとはいかなる営みなのかを、フィールドノートという視点から明らかにした民族誌」といったところなのだと思う。2023/04/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/157425
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。