出版社内容情報
先進国と途上国,富裕層と貧困層,男と女の不平等構造が人口爆発の元凶である! 食糧問題NGOの立場から途上国の出生率を押し上げている真の原因をつきとめ,人口爆発をくい止める鍵は貧困層のエンパワーメントと女性の自己決定権にあると説く。
・「世界と人口」98.9月 芦野由利子氏評
・「ふぇみん」98.7.25紹介
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【関連書籍】
『 資本主義黒書 』 R・クルツ著 (上巻6930円 下巻4620円 2007.5-7月)
『 競争の社会的構造 』 R・S・バート著 (定価4830円 2006)
『 人口が爆発する 』 エーリック著 (定価3675円 1994)
内容説明
先進国と途上国、富裕層と貧困層、男と女の権力構造が、人口爆発の元凶である!環境・食糧問題NGOの立場から、社会・経済的不平等が途上国の出生率を押し上げていることを突きとめ、貧しい人々の生活の安定(エンパワーメント)と女性たちの自己決定権(リプロダクティブ・ヘルス/ライツ)が人口爆発を食い止める鍵であると説く。
目次
第1章 人口という難問
第2章 人口論争
第3章 権力構造の観点
第4章 解決策をめぐる論争
第5章 考察と行動への示唆