出版社内容情報
母親の意識はどう変わってきたか，そのタイプはどのように分かれるか，夫や子供たちをどう見ているか，仕事をもつ母親のライフスタイルは？ 最新の調査データを既存の調査資料と比較しつつ整理して，最近の若い母親たちの生活と意見を浮き彫りする。
本書は、現代の若い母親の心理と生活意識の特徴を、調査し分析したものです。厳密に言うと、3～5歳の幼児を持つ母親の特徴を分析しようとしたものです。特に、母親の真理や意識の全体的特徴を単に記述するだけではなく、母親の中にどのようなタイプが存在し、その対応は何種類ぐらいに分けられるのかを分析しようとしているのです。分析の結果から述べますと、一口に現代の母親といってもみんな同じような考え方をしているのではなく、生活意識、関心の向けられる方向によって大きくは5つのタイプ：社会自立派層、主婦エンジョイ層、よい嫁志向層、生活不満層、高級生活志向層に分けられることがわかったのです。本書では、この5つの母親のタイプ分けを中心に、各タイプの特徴を比較しながら、その心理や生活意識の特徴について、自分自身のとらえ方、夫や子どもとの関係、仕事や社会との関わり、趣味や余暇活動への意識などを通して検討しようとしています。これらの分析を通して、現代の若い母親の変化した部分と変わらない部分に光を当てようとしています。（はじめに」より）
・「月刊アドバタイジング」97.9月
------------------------------------------------------------
【関連書籍】
『 母に心を引き裂かれて 』 C･A･ローソン著 （定価2625円 2007.4月 とびら社）
『 増訂版 フィールドワーク 』 佐藤郁哉著 （定価2310円 2006）
『 少子化時代のジェンダーと母親意識 』 目黒依子・矢澤澄子編 （定価3990円 2000）
内容説明
本書は、現代の若い母親の心理と生活意識の特徴を、調査し、分析したものです。厳密に言うと、３～５歳の幼児を持つ母親の特徴を分析しようとしたものです。特に、母親の心理や意識の全体的特徴を単に記述するのではなく、母親たちの中にどのようなタイプが存在し、そのタイプは何種類ぐらいに分けられるのかを分析しようとしているものです。
目次
第１章 母親の意識はどう変わってきたか
第２章 母親の基本的な５つのタイプ
第３章 夫や子どもをどう見ているか
第４章 母親たちの日常生活
第５章 人生の多様化、そして新たな課題
第６章 仕事を持つ母親
