知のしくみ―その多様性とダイナミズム

個数:

知のしくみ―その多様性とダイナミズム

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

  • サイズ B6判/ページ数 308p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784788506046
  • NDC分類 141.5
  • Cコード C1010

出版社内容情報

 幼児の知から数学の知まで,動物の知からコンピュータの知まで,知れば知るほど奥深く変化に富む知の世界。心理学,人工知能,数学,哲学,認知科学,音楽学の最前線に立つ研究者が各々の専門の分野から最適の切り口を選んで平易に説いた知のしくみ。
執筆者(執筆順):J・カルファ、R・グレゴリー、N・マッキントッシュ、G・バタワス、R・シャンク&L・バーンボウム、S・アロム、D・デネット、D・スペルベル

 知の出現は進化の問題である。なにゆえ、適応の歴史のある特定段階で本能は突然不十分な存在となったのか?生物の世界の複雑さが一定の度合いに達すると、本能による解決は必然的に限度をもつことになるのだろか?それに第一、本能と知との間の差は普通考えられるほど明白なものなのだろうか?なぜかと言えば、「認知革命」の効果の一つとして、生命科学のあらゆる分野で今や我々はさまざまな知的プロセスが動いていることを知っているのではないか。そして最後の設問をすれば、知以外の生得的能力に段階がみられるように、知にも段階的差があるのだろうか?このような疑問が存在するゆえに、本書は進化論的流儀にしたがって構成してある。すなわち、この本は、逆説的だが、生命体の機能の中でも最も受動的であるかに見なされる「知覚」 -- 脳のレベルにおけるそれではあるが -- から出発し、言語の研究で締めくくられるのである。(「序 知とは何か」より)

 ・京都新聞 97.11.9 記事
 ・「出版ニュース」97.10上

-------------------------------------------------------------

 【関連書籍】
 『 思考のトポス 現代哲学のアポリアから 』 中山 元著 (定価2625円 2006)
 『 方法への挑戦 』 P・K・ファイヤアーベント著 (定価4410円 2006復刊)
 『 知識の社会史 』 P・バーク著 (定価2940円 2004)

 【新 刊】
 『 老愚者考 』 クレイグ著/山中康裕監訳 (定価2205円 2007.6月)

内容説明

知れば知るほど奥深く、IQや偏差値などではけして測れぬ知の世界。幼児の知から数学者の知、動物の知からコンピュータの知、そして人間の証しとしての言語の知まで、その豊かな広がり、複雑で精妙なしくみと働き。知の最先端を行く9人の碩学が説く。

目次

序論 知とは何か?
1章 視覚の知
2章 進化の知
3章 小児の知
4章 知を高める
5章 数学的知
6章 伝承音楽の知
7章 言語と知
8章 ことばの理解を理解する

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Arisaku_0225

13
1997年発行。「知」とは何かを進化、発達心理学、AI、数学、音楽、言語それぞれの分野から解き明かそうとする意欲的な書。序論にも書いてある通り本書の結論としては「知にはいっぱい種類あって、簡単に比較したりは出来ないよ!」てことであり、章ごとの著者が異なることもあってか章ごとの関連性や重複が見出しにくく、結局「わからん」と途中で投げ出したくなった。けれど、蓄積された知識という意味での「静的知」と問題解決のための「動的知」の区分や真のAIとは何かについて等など部分部分では面白い話題はあった。2023/07/31

たみす

1
前半の動物の知性とぼくらが呼んでいる能力は、普通に考える、想像するような総合的なものじゃなくて、もっと機械的、機能的なものじゃないかっていう話が興味深かった。2014/09/29

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/687116
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。