出版社内容情報
関連性理論で世界的に知られる2人の言語学者の定評ある入門書。チョムスキー理論の核心部分をこれほど見事に消化して言語学の基本事実に適用した本はなく,さらに著者たち自身の鋭利な言語観や創見も随所に盛り込まれて読者の知的興奮を誘う。
・「言語」96.7月 林龍次郎氏評
・「英語教育」96.5月 小野隆啓氏評
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【関連書籍】
『 思考のトポス 』 中山 元著 (定価2625円 2006)
『 ことばの意味とは何か 』 F・レカネティ著 (定価3990円 2006)
『 現代言語論 』 立川健二、山田広昭著 (定価2520円 1990)
内容説明
言語学を一変させたチョムスキー革命。その基本理念から出発して新しい言語学をみごとに体系化した初めての本。
目次
第1章 言語とは何か
第2章 言語の知識
第3章 言語知識の種類
第4章 言語知識の形式化
第5章 深層構造の擁護と反論
第6章 音声学と音韻論
第7章 意味論と意味
第8章 語用論とコミュニケーション
第9章 言語の異形
第10章 言語の変化
第11章 文法の評価
第12章 言語とは何か