出版社内容情報
ルター,ルソー,ペスタロッチ,フレーベルら近代教育の祖たちが実際に行ったことは何か。今日の教育の荒廃の根となる子供の人格への無配慮と,容赦ないムチによって大人の権威への隷属を強いる冷酷な教育学の姿を,資料の裏付けを得て明るみにだす。
・「エデュ・ケア21」96.8
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【関連書籍】
『 ごまかし勉強 上・下 』 藤澤伸介著 (定価各1890円 2002)
『 人を伸ばす力 』 デシ、フラスト著 (定価2520円 1999)
『 間違いだらけの学習論 』 西林克彦著 (定価1890円 1994)
目次
1章 教育の再生
2章 市民的教育の誕生
3章 近代的・市民的教育の実際
4章 ジャン=ジャック・ルソー―児童教育の転機か?
5章 ヨハン・ハインリヒ・ペスタロッチ―「哀れな子供たちを、わたしのところへよこしなさい」
6章 教育の黄金時代
7章 道徳教育
8章 市民時代の子供
9章 シュレーバー博士の野蛮な教育
10章 幼年時代の回想
11章 ひそかな抵抗