日常生活の認知行動―ひとは日常生活でどう計算し、実践するか

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 328,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784788505162
  • NDC分類 141.5
  • Cコード C1011

出版社内容情報

本書は、まず認知理論、教育の形態、日常における実践、これらの関連についての一般的な問題、とりわけ、これら三者がどのように複雑にからみあってそれぞれの歴史的、文化的特徴を作ってきたか、その方法についての問題から始める。この問題を考えるにあたって、認知過程の正統的な説明と、その基となっている前提を改めて探る。一見脇道にそれるが、ここでのさまざまな経験実証的な調査研究を通して、最終的には、生活世界での文化、認知、活動の概念を変えるよう提言することとなる。(「まえがき」より)

--------------------------------------------------------------

 【関連書籍】
 『 わかるのしくみ 』 西林克彦著 (定価1890円 1997)
 『 人間 この信じやすきもの 』 ギロビッチ著 (定価3045円 1993)
 『 誰のためのデザイン 』 ノーマン著 (定価3465円 1990)

目次

序論―心理学と人類学1
1 日常生活における実践の理論(宣教師と人食い人種(実験室で)
学校を出てからの生活
心理学と人類学2)
2 日常生活のなかでの理論の実践(スーパーマーケットの内側(外部世界)とベランダから
知識の木を離れて、活動の場のなかへ
スーパーマーケットを通って ほか)

著者等紹介

無藤隆[ムトウタカシ]
1946年生まれる。1972年東京大学教育学部教育心理学科卒業。1977年東京大学大学院教育学研究科博士課程中退。現在白梅学園短期大学教授・学長

山下清美[ヤマシタキヨミ]
1956年生まれる。1980年東京女子大学文理学部心理学科卒業。1988年東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。現在専修大学ネットワーク情報学部教授

中野茂[ナカノシゲル]
1950年生まれる。1973年新潟大学教育学部卒業。1977年北海道大学教育学部教育学科卒業。1985年北海道大学大学院教育学研究科博士課程満期単位取得中退。現在北海道医療大学教授

中村美代子[ナカムラミヨコ]
1951年生まれる。1974年東京女子大学文理学部英米文学科卒業。1990年‐93年ブリュッセル自由大学心理教育科学部研究員。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了。現在慶應義塾大学SFC研究所研究員(訪問)。この他、バイリンガル・グループ(東京)、トランスレート・インターナショナル(ブリュッセル)にて翻訳業務に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。