「男らしさ」のゆくえ―男性文化の文化社会学

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 214p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784788504592
  • NDC分類 367
  • Cコード C0036

出版社内容情報

 男性性の危機の時代に男たちの未来にはどのような選択があるか? 近年のフェミニズム潮流のなかで〈男らしさ〉は抑圧する性として指弾されてきた。近代社会がつくり出した〈男らしさ〉の神話を解体して,〈男らしさ〉の鎧から男たちを解放する。

 ・「薔薇族」94.1月
 ・「産経新聞」93.10.7 小浜逸郎氏評
 ・「出版ニュース」93.11下
 ・「現代社会の男たちの自画像を描く理論的試み」(週刊読書人 93.11.5 中河伸俊氏評)
 ・「開かれたメンズ・リブを提言」(朝日新聞 93.10.24 中島梓氏評)

内容説明

近年のフェミニズム潮流のなかで、〈男らしさ〉は抑圧する性として指弾されてきた。本書は、〈男らしさ〉の神話の起源を尋ね、その神話の解剖をとおして、〈男らしさ〉の鎧からの解放を説く。

目次

1 〈男らしさ〉の戦後社会史
2 〈男らしさ〉の現在―男たちはどこへ向かえばいいのか
3 〈男らしさ〉と近・現代社会
4 〈男らしさ〉の革命と挫折―イタリア・ファシズムにおける性と政治
5 〈男らしさ〉の重荷―チェーザレ・パヴェーゼの生と死
6 男の性もまたひとつではない

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

イボンヌ

7
男らしさの形成から崩壊しつつある現代まで。トランプ氏や金正恩氏や麻生太郎氏に捧げたい。1993年に出版された本ですが、令和の日本を予言する様な内容正確な2019/10/27

すずめ

0
〈男らしさ〉について、各地域での歴史的展開、女性性との関連、将来への展望がコンパクトにまとめられている。男性が抱えるジェンダー問題を探るための貴重な本。2013/03/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/171350
  • ご注意事項