出版社内容情報
心理学の歴史を画した重要論考・著名実験を各分野から精選し,上下巻合わせて31編を収録。心理学の主要理論の生成の現場に接するとともに,方法論,論文作成法など,心理学マインドを学ぶことができる。懇切な解説と批評,参考文献,学習課題を付す。
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【関連書籍】
『 心理学への異議 』 P・バニアード (定価1995円 2005)
『 キーワードコレクション 心理学 』 重野純編 (定価3360円 1994)
『 心理学 改訂版 』 詫間武俊編 (定価1785円 1990)
【書物復権2007】
『 日常生活の認知行動 』 J・レイヴ著 (定価3780円 初版1995を復刊)
目次
第1章 人間の福祉増進の手段としての心理学
第2章 情動性と知覚的防衛
第3章 絵の知覚と文化
第4章 心、脳、プログラム
第5章 処理の水準―記憶研究の枠組み
第6章 言語情報の視覚記憶への意味的統合
第7章 身体的魅力と結婚の選択
第8章 英国のテレビ広告における性役割のステレオタイプ化
第9章 強制された承諾の認知的結果
第10章 服従の行動的研究
第11章 良きサマリア人主義―隠れた現象なのだろうか
第12章 長期強化遅延に伴う学習
第13章 動物恐怖―何が準備されているのか
第14章 チンパンジーに手話を教える
第15章 刷り込み現象と知覚的学習
第16章 アカゲザル研究の40年