出版社内容情報
絵は人の心について教えてくれる窓である--遊び心旺盛な著者が自ら描いた数々の愉快なだまし絵や不思議な錯視図をもとに,なぜ人は錯覚や錯視から逃れられないのか,その〈見る〉秘密を解き明かし,優れた絵画やデザインがもたらす感興の由来を語る。
・ 大津由紀雄氏評「親子で読もう科学の本」朝日新聞 11/17
・「Utan」95.1月 紹介「科学の本 150冊」
・朝日新聞 93.6.27
・「科学朝日」 93.9月
・「SPA! 」93.8.25
・「大学受験アルファ」93.8、9月号
内容説明
いたずら心の旺盛な心理学者が、自作のだまし絵や錯視図形をもとに〈見る〉しくみを明かし、すぐれた絵画がなぜ私たちの胸をうつのかを語る。
目次
1 自伝的まえおき(科学と芸術における視覚トリック;小さな芸術家から心理学者へ)
2 不思議な絵(奥行きの錯覚;あいまいな奥行き;あいまいな対象 ほか)
3 絵を解く(袋いっぱいのトリック;知覚、絵、不思議さ、そして心)