出版社内容情報
・「図書新聞」93.5.8 書評
・朝日新聞 93.5.6 米沢富美子氏評
内容説明
脳科学は人間の自己認識をどこまで深めうるか?脳の情報理論を中心に、脳科学最新の成果をくわしく紹介しつつ、その意義を、知覚、人工主体、対話、暗黙知、アイディアなどから人間の自由、自己同一性、死後の生命にいたる、幅広い文脈において考察する。
目次
1章 自らの観察のもとに
2章 生きたる脳の内部に何が
3章 脳は何のために
4章 知覚
5章 見るは信ずるにあらず
6章 心を読む
7章 分離脳
8章 脳と機械
9章 私の誤り、それとも脳の
10章 アイディアはどこから来るのか
11章 言えないけれど知っている
12章 そして最後に