出版社内容情報
綿密なディスカッションを重ねて書かれた,新しい児童発達心理学の入門テキスト。赤ちゃんから学童期までの発達を,人,もの,世界とのかかわりのなかでとらえ,発達の過程,親や兄弟や教師の役割をたいへんわかりやすく解説。臨床的な事例も豊富。
・「教育新聞」93.11.1
目次
1章 人間関係と発達
2章 家族のなかで(0~2歳)
3章 家族から近隣社会へ
4章 公的社会集団の始まり(就学前後)
5章 学校生活から自己形成へ(学童期)
6章 発達と教育
7章 発達心理学の研究法
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たかね@心理学
2
(概論以外の専門書では) 初めての発達心理学。発達と述べ、様々な子どもの習得行為を説明しているが、そのいわゆる「課題」の危機記述が恐ろしい。そしてその危機要因は大抵は親(養育者)に向けられており、恐ろしい領域と感じた。事例やコラム、図が豊富で、文体もやさしく読みやすい。巻末には本当に理解していないと解けないような復習問題と、想像力と学習意欲を刺激する項目があり、「心理学的」な書籍(教科書)だなと感心した。2014/08/15
kyakunon22
0
ハヴィガーストの理論を説明する箇所があればなお良かったです2020/02/02