出版社内容情報
目 次
第1章 日常生活とジェンダー
第2章 政治社会とジェンダー
第3章 家族とジェンダー
第4章 労働とジェンダー
第5章 世界社会とジェンダー
第6章 完成リアリティとジェンダー
Do Sociology! 一見退屈な日常を異邦人のように感じる力を身につけることが「社会学する」面白さだ。ジェンダー=女と男の関係性という新鮮な切り口から若手社会学者が疾走する現代を解き明かす。身近な社会経験に即しつつ学べる楽しさが大好評。テキストとしても実績のある一冊です。
・「広報ながの」 97.6.15 特集「らしさ」からの脱皮、合い言葉は「ジェンダー」
・「ソシオロジー」井上 俊氏評 特集「私の大学教科書論―社会学」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
がっち
3
ジェンダー論はあまり自分の領域ではないのだが、生活、社会、政治など場でのジェンダー講義として良い本であると感じる。ジェンダーバイアスがかかることの問題点をきっちり書き上げていて良い本であると感じる。2013/05/28
ず〜みん
2
図書館の本で読破。1989年に書かれたとは思えない現代までのジェンダーバイアスの問題をしっかり書いている本。2012/02/18
魔魔男爵
1
『日本人をやめる方法』の杉本良夫が批判した右翼の本のネタもある素晴らしい本。哲学的な定義(ペットは家族構成に含まれるのか?)より、集計して現在あるデータ(ペットも家族の一員としてカウント)を尊重する現象学的社会学に基づくジェンダー論の本である。五人の学者が大学の講義用に書いた副読本を集めたもので、一冊の本としては参考文献リストに同じ本が重複して登場するという無駄はあるが、女性学者のテキストはとても参考になります。男性学者はこれ以後右翼化しフジサンケイグループの御用学者に落魄れた奴もいるので軽く流すようにw2017/02/12