日本の作家<br> 孤愁の人 大伴家持

日本の作家
孤愁の人 大伴家持

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  • サイズ B6判/ページ数 294p/高さ 19X14cm
  • 商品コード 9784787970046
  • NDC分類 911.122
  • Cコード C0395

内容説明

万葉第4期の代表歌人で、編者に擬される家持は武門の氏長。繊細な感性で、著者のいう「独詠述懐」の新生面を啓き、数々の名歌を遺した。聖武天皇に仕えたが、藤原氏をめぐる争いにまきこまれ、浮沈の激しい生涯を送った。本書は、家持ゆかりの佐保に青春を過ごした著者が、感懐をこめて描いた家持像。

目次

大伴氏の遠祖
大伴氏の系譜
家持誕生
平城京
大宰府
父の死
初恋
叔母坂上郎女
三日月の歌
出身
女郎と娘子たち
独詠述懐
大疫流行
橘家の宴
亡妾悲傷
坂上大嬢との相聞復活
夢の逢い
藤原広嗣の乱
恭仁京
安積親王とともに
安積親王挽歌
空白の1年8カ月
越中守任官
越中8月7日の宴
弟書持の死
病臥
病床に練る詩文
山柿の門
越中三賦
逃げた鷹
春の出挙
橘家の使者
陸奥国出金詔書
国守のつとめ
妻の来越
春苑桃李の花
子作と追和
ほととぎすの歌
聟南右大臣家藤原二郎
いよいよ京へ
東大寺大仏
遣唐副使大伴胡麻呂
二つの肆宴
春愁絶唱
防人との出会い
聖武天皇崩御
族を喩す
橘奈良麻呂の変
懐旧追想
いや重けよごと
浮沈の20年
実の母
陸奥按察使征東将軍

略年譜

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