日本の作家<br> むらさきのにおえる妹 額田王

日本の作家
むらさきのにおえる妹 額田王

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  • サイズ B6判/ページ数 214p/高さ 19X14cm
  • 商品コード 9784787970015
  • NDC分類 911.122
  • Cコード C0395

内容説明

天智・天武の両帝に愛され、運命的な恋を鮮やかに歌った額田王は、万葉集に短歌3、長歌9の秀歌を残すだけで、伝記は未詳。本書は同時代を生きた群像や資料を追究して、宮廷歌人としての額田を浮き彫りにし、強い詩精神に裏づけられた明るく澄んだその作品の中から、妖艶で美しい額田を解明する。

目次

第1章 君が袖振る
第2章 宇治の仮廬
第3章 秋の風吹く
第4章 熟田津の月
第5章 味酒三輪の山
第6章 秋山われは
第7章 御陵仕うる鏡の山
第8章 古に恋うらむ鳥

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぜっとん

0
額田王の雄大な歌才を、後宮の女性の呪術性やその役割から見る、というかんじ。確かに近江朝の頃の歌がいちばん輝いてはいたな。上代であるが故の力強さとか調子の大きさがある。万葉はこういうのがあるから偉い歌集だよなあ。2012/02/22

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