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生殖医療のあり方を問う

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  • サイズ A5判/ページ数 149p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784787813022
  • NDC分類 491.35
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 子を望む不妊患者救済の体外受精,顕微鏡授精など生殖医療技術が進められる一方,生まれる子の将来と人権も問題となる.本書は両面の問題にするどく切り込んでいる.    

《目次》
はじめに
1 不妊症とは
 1. 概念と定義
 2. 分類
 3. 病因
 4. いつから不妊治療を開始するか
2 不妊治療の進歩
 1. 生殖補助医療の変遷
 2. 生殖補助医療の今後の展望
3 生殖補助医療の問題点
 1. 卵巣過剰刺激症候群
 2. 多胎妊娠
 3. 減数手術
 4. 精子形成関連遺伝子の欠失
 5. 染色体異常と奇形
4 第三者の配偶子・胚の提供による生殖補助医療
 1. 非配偶者間人工授精
 2. AID治療により挙児を得た夫へのアンケート調査
 3. 提供配偶子(精子・卵子)による体外受精
 4. 代理懐胎(サロゲート)
 5. 胚の提供による生殖補助医療
 6. 法的親子関係
5 出自を知る権利
6 生殖補助医療におけるカウンセリング
 1. クライアントの心のケア
 2. カウンセリングスタッフの役割
7 クローンと生殖医療
 1. クローン技術の実際
 2. クローン技術の問題点
 3. 生殖医療とクローン技術
8 特定胚と
9 ヒト胚性幹細胞の樹立
 1. 胚性幹細胞とは
 2. 生殖医療とのかかわり
 3. 再生医療への応用
おわりに

目次

1 不妊症とは
2 不妊治療の進歩
3 生殖補助医療の問題点
4 第三者の配偶子・胚の提供による生殖補助医療
5 出自を知る権利
6 生殖補助医療におけるカウンセリング
7 クローンと生殖医療
8 特定胚とは
9 ヒト胚性幹細胞の樹立

著者等紹介

吉村泰典[ヨシムラヤスノリ]
慶応義塾大学医学部産婦人科教授。1975年慶応義塾大学医学部卒業。1981年に生殖内分泌学で医学博士を取得。1983年より米国ペンシルバニア病院でresearch fellow。1984年より米国ジョーンズホプキンス大学でinstructor。1986年より藤田保健衛生大学医学部産婦人科講師。1990年より杏林大学医学部産婦人科助教授。1995年より現職。現在、日本産婦人科学会代議員、日本不妊学会理事、日本受精着床学会理事、日本産科婦人科内視鏡学会理事、産婦人科マイクロサージェリー学会理事、日本生殖内分泌学会理事、日本哺乳動物卵子学会理事、厚生科学審議会委員、医師国家試験委員、中央薬事審議会委員、法制審議会委員を務めている。専門は、生殖生理学、不妊症学、臨床内分泌学
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