ブルデューとルーマン―理論比較の試み

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  • サイズ A5判/ページ数 277,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784787706133
  • NDC分類 361.235
  • Cコード C1036

内容説明

行為論vsシステム論、階級分化vs機能分化、行動する知識人vs醒めた皮肉屋といった皮相な二分法を廃し、両者の遺産の比較から社会学理論の新たなパースペクティブを展望する。

目次

何のための理論比較か
第1部 理論構築と理論美学(ルーマンとブルデューにおける分化―一つの理論比較の試み;そして一緒に精神の子供を作る―ルーマンとブルデューをめぐるエロス的想像力;経験の理論―ブルデューの実践の理論とルーマンのシステム理論の鏡像性;ルーマン、ブルデューおよび意味理解の社会学―社会的に規制された理解の理論と経験;社会的意味)
第2部 同時代診断(ハビトゥスと機能的分化の十字照準刻線に捕らえられた女性と男性;区別する区別―ブルデューとルーマンの理論における階級状況;アンガジュマンと距離を置くことの間で―ブルデューとルーマンにおける時代診断と批判)

著者等紹介

ナセヒ,アルミン[ナセヒ,アルミン][Nassehi,Armin]
1960年生まれ。ミュンヒェン大学教授。理論社会学・知識社会学

ノルマン,ゲルト[ノルマン,ゲルト][Nollmann,Gerd]
1967年生まれ。デュイスブルク・エッセン大学助手

森川剛光[モリカワタケミツ]
1969年生まれ。慶應義塾大学経済学研究科博士課程単位取得退学。1997年よりドイツ学術交流会(DAAD)奨学生としてカッセル大学留学。2001年、同大学にてDr.rer.pol.(社会学博士)取得。現在、カッセル大学、IAG文化研究助手(wissenschaftlicher Mitarbeiter)。専攻は社会学理論、知識社会学、文化社会学、社会思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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