歴史と責任―「慰安婦」問題と一九九〇年代

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歴史と責任―「慰安婦」問題と一九九〇年代

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  • サイズ A5判/ページ数 422p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784787232861
  • NDC分類 210.75
  • Cコード C0036

内容説明

冷戦が終結し、日本軍「慰安婦」問題が鋭く問われた一九九〇年代、それは世界中で迫害と暴力の歴史が見直され、その責任が問われだした時代だった。この時代を総括し、正義と真実の立場から新たな和解への道を切り開く行動提起の書。

目次

序章 日本軍「慰安婦」問題と歴史への責任―本書の認識と課題(日本軍「慰安婦」問題と歴史への責任―本書の認識と課題)
第1章 「慰安婦」問題と日本の過去克服―問われた課題(「慰安婦」被害者の「尊厳の回復」とは何か?―女性国際戦犯法廷が求めた正義と「国民基金」;国民基金と被害者の声 ほか)
第2章 世界の過去克服への取り組みから(韓国現代史と過去清算の展開;台湾における未完の脱植民地化 ほか)
第3章 何がなお問われているのか(脱冷戦と植民地支配責任の追及―続・植民地支配責任を定立するために;帰国事業と日本の戦後責任 ほか)

著者等紹介

金富子[キムプジャ]
1958年生まれ。ハンシン大学校(韓国)教員。専攻はジェンダー史・ジェンダー論、植民地教育史、韓国文化論。著書に『植民地期朝鮮の教育とジェンダー』(世織書房、第一回女性史学賞受賞)など

中野敏男[ナカノトシオ]
1950年生まれ。東京外国語大学教員。専攻は社会理論、社会思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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がんぞ

5
金富子はキムプジャと読み、韓国ハンシン大学教員。猿芝居でNHKを騙した“日本軍性奴隷制を裁く女性国際法廷”(そもそも天皇=元首を被告とする事後審査はあり得ず、強いて言えば戦争挑発行為。『被害者が最強』による言論暴力、傍聴参加限定・高額)主催者である。中野敏男は『NHK番組改竄事件』と著者紹介で暴言するが自分の思うままに「昭和天皇は有罪」と報道される期待権はありえない。2007年「女性のためのアジア平和国民基金」が彼などの働きかけで失敗したのを誇り「被害者の望むような謝罪でなかった」とする。朝日の捏造協力者2013/11/23

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