顔あげて現場へ往け

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顔あげて現場へ往け

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  • サイズ B6判/ページ数 225p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784787231390
  • NDC分類 380.4
  • Cコード C0039

出版社内容情報

書くことの重さをひきずりながら、それでもなお「現場」に赴こうとする者たちに、取材・調査のあり方と、それを言葉として紡ぎ出す心得を説く。「場」の可能性を最大限に引き出し、読み手との往還を回復するための処方を模索する書。

「現場」ということ

1 「現場調査」という神話 民俗学的「経験」主義のありかについて
 (1)はじめに――柳田民俗学の情報収集力
 (2)主体性回復運動としての「地域民俗学」とその功罪
 (3)「現場調査」へのストラテジー
 (4)「調査項目」の悲喜劇――日本民俗学における

2 埋め込まれた「読者」 民俗誌と記述に関するある本質について
 (1)民俗誌と記述を論じることの不自由
 (2)誰に向けての記述?
 (3)「書く」主体の分裂
 (4)「土地の人々」という神話
 (5)「読者」回復の必要

3 「場」の可能性について・ノート 「調査」と記述の間に横たわる病いを超えるために

4 「まるごと」の可能性 赤松啓介と民俗学の現在

あとがき

内容説明

書くことの重さをひきずりながらそれでもなお「現場」に赴こうとする者たちに、取材・調査のあり方とそれをことばとしてつむぎ出す心得を説き、読み手との往還を回復するための処方を模索する。

目次

「現地調査」という神話―民俗学的「経験」主義のありかについて
埋め込まれた「読者」―民俗誌と記述に関するある本質について
「場」の可能性について・ノート―「調査」と記述の間に横たわる病いを超えるために
「まるごと」の可能性―赤松啓介と民俗学の現在

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tkm66

1
すごく背中を押された、との覚えが。もちろん<ダチョウ的>な意味ではなく。追記180921手帳から購読時期が判明2000/07/30

あーさー

0
民俗学に対する、大月隆寛さんの“体重の乗った”文章を楽しめる一冊。私には難しかったですが、読み応えがありました。2024/02/10

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