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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kanon
34
完結する巻が分かっているからと言うのもあるのだけれど、何か完全に今上がっている感じがする。クライマックスに向けて。絵にも物語にもそれがはっきりと出ている。主要キャラクターたちの過去話が割と明らかになってきて、今現在、すなわち漫画の主となる物語軸に登場するそれぞれのキャラたちが、どんな想いで、どんな想いを抱えてその場所に立っているのかが分かってきて、深みが増している。色んな要素の。まあ読者的には、深みというよりはただの思い入れなのだけれど。随分と読んできているからそれまでの蓄積が遂に功を奏してきている。2014/07/29
いいほんさがそ@蔵書の再整理中【0.00%完了】
21
*吸血鬼・第8巻*状況は大きく推移した…。ナチス残党、1千の吸血鬼化武装親衛隊による英国蹂躙。これに対し、ヴァチカン率いる第九次十字軍は、異教のプロテスタント教徒ごと吸血鬼を銃撃する…。ますます混沌化する絶望的状況。だがついに"あの男"が現れたッ!?――ナチス残党、吸血鬼化武装親衛隊…572名。ヴァチカン教皇庁、第九次十字軍…2875名。彼らの悪鬼の如き殺戮に対し、、、更なる、悪逆の業を以て虐殺した、真紅の男…吸血鬼アーカード。 ⇒続き2013/11/08
澤水月
19
アーカードの拘束術式零号、遂に発動! 彼の本当の姿。「血とは魂の通貨 命の貨幣」「死が起きている」。ここからの展開は怒濤すぎ強敵が舞台から去るもそれぞれに味わい残る(ほぼ文章説明なく少ないわずか数ページの絵だけで語られ圧巻)。化け物であるアーカードの「人間」であることへの切々たる呼びかけ(敵だけど愛じゃんね)。悪とは、善とは敵味方の線引きは。アーカードの過去がさまざまな姿で描かれ、ブラム・ストーカー作品より更なる起源垣間見せる2021/01/16
読み人知らず
15
度し難い。アンデルセン神父が人間を超える。この意味がわかるかね?インフレの限界突破2012/08/31
眠る山猫屋
12
再読・・・のはず。懐かしの死人さんたちも含めてオールスターキャスト。というかバチカンもナチスも英国蹂躙し過ぎ(笑)アンデルセンの男気に涙しつつ、この土壇場での回顧シーン多すぎに苦笑。それにしても、セリフがいちいち痺れさせてくれルなぁ。2013/11/06