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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
赤速
2
個人的にやまむらはじめの作品で一番好きな本。派手さはないが、繰り返し読むほどに、登場人物たちの気持ちがじわじわと染み込んでくる。 ありそうでない日常。共感できる話ではないはずなのに、何故か身につまされる不思議な感覚。 何かをつかめそうで、なにもつかめていない心の断片。 短編集で、中にはコマ割りが実験的な作品もあり、それがまた効果的であるのが憎い。悲しいストーリーなのに、コマ割りのおかげでやわらかく、やさしさを感じる物語に見えてくる。 少しの喜びと少しの悲しみに彩られた、かすかで確かな愛の物語。2011/06/27
KUU
1
しかし、あいかわらず一切の清涼感とか爽快感の無い作風だよなぁ。ヘドロのようにジメっとして臭くてへばりつくのは、シュミが合えばたまらないんだろうが。長編じゃなく短編集となると、このドロドロ感が強調されて「重たい」ってレベルじゃねーぞ2015/05/30
両儀式
1
やまむら先生といえば、この本かなと。何気に本棚から取り出して読んでます。コマ割を使った特殊な描写などの表現が気に入ってます。2013/04/23
dododod
1
中二病ばんざい2011/09/17
Me
1
やまむらはじめ氏の変遷の一冊。少々オーバーな表情の描き方もこの頃から見て取れる。熱と燃え尽きたあとの炭の匂いは作者の本領のようだ。2011/02/15