内容説明
諸外国における取調べの録音録画制度の実情を紹介し、問題点を摘出。わが国における録音録画制度の導入を考究した待望の書。
目次
第1部 被疑者取調べ―プレ可視化(取調べと虚偽自白;取調べとえん罪;取調べと被疑者ノート)
第2部 取調録画の諸相―ポスト可視化その1(オーストラリア(取調録画制度と自白の証拠能力;取調録画の実態)
カナダ―繰り返される導入勧告と判例
ニュージーランド―録画制度の歴史とその実情)
第3部 取調録画制度の展開―ポスト可視化その2(取調録画制度における映像インパクト;イギリス―「録音」、「録画」で揺れる歴史とデジタル・ネットワーク化計画)
著者等紹介
指宿信[イブスキマコト]
1959年京都市生まれ。1989年北海道大学大学院博士後期課程単位取得。1991年同法学博士。鹿児島大学教授、立命館大学法科大学院教授等を経て、成城大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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