内容説明
１９９４年２月２５日、舞浜、日本のコーポレート・ガバナンスの歴史に名を残す会議が開かれた。『舞浜会議』では、「今井＝宮内論争」（今井新日鉄会長、宮内オリックス会長）と称して、雇用と株主価値の対立を真正面から議論した。この国を変えようと志す１２人の経済人が「企業経営者のプリンシプル」について大いに語る。
目次
第１部 対話・日本企業のコーポレート・ガバナンス（舞浜会議―“コーポレート・ガバナンス”揺籃期に経営者は何を議論したか；日本を愛した経営者―愛国者として日本社会に貢献する；思想家としての経営者―歴史社会、経済社会の中に企業を位置づける ほか）
第２部 中村金夫のコーポレート・ガバナンス論（企業経営とコーポレート・ガヴァナンス；コーポレート・ガバナンスへの視座；対談 変革期の企業経営者―新時代を切り拓く気概と行動（中村金夫；小林陽太郎））
第３部 中村金夫の足跡（企業動向研究会の活動；舞浜会議（集中討議）
基本問題研究会の活動 ほか）
