病院患者図書館―患者・市民に教育・文化・医療情報を提供

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 366p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784785201005
  • NDC分類 016.54
  • Cコード C3000

内容説明

日本の病院患者図書館の充実を目指してかかわってきた著者25年の論文集。なぜ、病院図書館なのか。図書館員、医療人、市民必読の書。

目次

患者に対する図書館サービスの現状1974
ボランティアによる病院図書館サービス―名古屋国際婦人クラブによる「愛の図書室」活動
ボランティアによる病院図書館サービス―大阪赤十字病院ボランティア会による「愛の移動図書」活動
ハンディキャップをもつこどもたちへの図書館活動―主として病院図書館活動について
患者用病院図書室の現状―英米の図書館活動と日本を比較して
西ドイツの病院図書館
ポーランドの病院図書館
日本の病院図書館1984~1985
アメリカの病院図書館1985~1986
日本の病院図書館1994―10年ぶり3回目の全国調査
法律に基づくフランスの病院図書館と担当者の養成
病棟業務のひとつとしてとらえてほしいボランティアへの支援
医療人のための病院患者図書館
東京慈恵会医科大学附属病院小児病棟図書館ボランティア
アメリカの病院図書館1997―患者への教育・文化・医療情報提供
イギリスの病院患者図書館1998―健康・医療情報サービスも含めて
病院での紙芝居22年
スウェーデンの病院患者図書館1999
日本の病院患者図書館最新事情と問題点
患者は病気をもった市民 教育・文化・医療情報のサービスを

著者等紹介

菊池佑[キクチユウ]
岩手県出身。県立岩谷堂高校、東北学院大学、図書館短期大学を卒業。職業は図書館司書。日本病院患者図書館協会会長。国際図書館連盟(IFLA)常任委員。1974年に日本病院図書館研究会を設立し、患者図書館の調査・研究・普及運動を続ける。1970~90年代に欧米の病院図書館を視察。小児病棟でのボランティア活動は24年続く。著作は『患者と図書館』(共著)の他、論文を図書館や医療関係の雑誌に多数発表
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

チシャ猫

0
「本当に読書が必要なのは、健常人よりむしろ病気や怪我によって外出禁止を余儀なくされた人たちである」。本当にそうだと思います。自分が入院したら絶対本読みたいもの。数々の事例が紹介されており、これから患者図書館を開設しようとしている人には大変有用な資料となりそうです。2015/05/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1824139
  • ご注意事項