- ホーム
- > 和書
- > 医学
- > 臨床医学一般
- > 画像診断・超音波診断学
内容説明
乳がん検診は、平成12年3月の国の研究班が示した提言に添って、視触診方式からマンモグラフィ併用方式に改められた(老健第65号通達)。したがって、マンモグラフィを用いた新しい乳がん検診方法が、今後わが国において急速に普及するものと予想される。本マニュアルは、マンモグラフィによる乳がん検診の実施にあたっての指針、施設選定基準、検診方式などを解説したものであるが、改定にあたり、新たに「画質基準」の項を加えた。
目次
マンモグラフィ併用による乳がん検診の指針(ガイドライン)
マンモグラフィ撮影実施施設の基準
マンモグラフィ併用検診の実施方式
撮影機器
撮影法
撮影に関する品質管理の実際
乳房撮影の実際―ポジショニング、アーチファクト
臨床画像評価(画質基準)
検診マンモグラムの読影と判定
検診受診者に対する説明
乳がんの臨床
視触診法による乳がん検診
マンモグラフィによる乳がん検診の有効性評価
乳がん検診の費用効果分析―逐年の視触診単独法と隔年のマンモグフラフィ併用法の比較
マンモグラフィの放射線リスク
乳がん検診の精度評価に関する手引き
マンモグラフィ併用による乳がん検診のあり方に関する報告
著者等紹介
大内憲明[オオウチノリアキ]
東北大学大学院医学研究科腫瘍外科学教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。