内容説明
神が障害者を創ったのではない。人間が神と障害者を創ったのである。社会が「人」を障害化する。社会が変われば「障害」も変わる。その社会は!私たちが、あなたが創っているのである。
目次
序考 現実社会の弁証法的社会変革
第1考 思想詩
第2考 コラムザ・障害者
第3考 共飲
第4考 津久井やまゆり園事件と裁判をめぐって
第5考 利己的遺伝子から共生の遺伝子へ
第6考 労働力交換論と経済社会学
第7考 日本における障害者雇用政策の一端
第8考 障害者問題と今日的社会情勢
第9考 新型コロナウイルスと二大階級闘争史観
終考 再び障害社会科学の視座へ
著者等紹介
堀利和[ホリトシカズ]
小学校4年生の時、清水小学校から静岡盲学校小学部に転校、東京教育大学附属盲学校高等部、明治学院大学、日本社会事業学校卒。参議院議員二期(社会党、民主党)。立教大学兼任講師。現在、特定非営利活動法人共同連顧問。季刊『福祉労働』編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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