侵略戦争と総力戦

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  • サイズ B6判/ページ数 439p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784784515059
  • NDC分類 210.6
  • Cコード C0030

目次

第1部 侵略戦争―歴史事実と歴史認識(はじめに―歴史の忘却と記憶のはざまで;侵略思想の源流を探る;日中戦争から日米戦争へ;日独同盟関係のゆくえ;国体護持と支配層温存の試み;天皇制軍隊の特質と戦争の実態;残された課題は何か)
第2部 総力戦の時代と現代―帝国日本の残影(帝国日本の植民地支配と戦時官僚;近代日本の政軍関係;昭和天皇の戦争責任と現代天皇制;連続する「戦前」;自衛隊・米軍再編と新安保・保守体制)

著者等紹介

纐纈厚[コウケツアツシ]
1951年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。現在、山口大学人文学部兼独立大学院東アジア研究科教授。近現代政治軍事史・現代政治軍事論専攻。遼寧師範大学客員教授。韓国平和統一研究所海外研究員。山口大学副学長(大学情報機構長・図書館長・埋蔵文化財資料館長)。東亜歴史文化学会会長。政治学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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kumonosuke

3
台湾出兵から開始された大陸国家日本建設から悲劇の破綻迄が明治~昭和日本の道程であった。しかしながら、戦前の国家体制が天皇制維持と共に官僚組織、旧軍人の受け入れとしての自衛隊等々温存された。冷戦対応の為、先の侵略戦争で迷惑を掛けた近隣諸国への明確な謝罪も本当は済んでいないのかもしれない。いろいろ勉強不足の事実を改めて教示頂き、非常に勉強になった。2014/03/07

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