内容説明
戦時体制下の炭坑、金属鉱山、軍事工場、土木、建設、港湾荷役などで、強制労働させられた朝鮮人と企業関係者への聞き取り調査報告。
目次
1 朝鮮人強制連行と秋田県
2 強制労働した現場(秋田県朝鮮人強制連行事業場;十和田湖隧道導水工事(鹿角市大湯)
不老倉鉱山(鹿角市大湯) ほか)
3 朝鮮人連行者の証言(申鉉杰(小坂鉱山)
朴米子(尾去沢鉱山)
金竜水(小坂鉱山) ほか)
4 日本人が見た朝鮮人連行者(守田勝・十和田湖ダム計画工事(鹿角市)
明石文吾・不老倉鉱山と大柴鉱山(鹿角市)
越前喜代治・尾去沢鉱山(鹿角市) ほか)
著者等紹介
野添憲治[ノゾエケンジ]
1935年、秋田県藤琴村(現・藤里町)に生まれる。新制中学校を卒業後、出稼ぎ、国有林の作業員をしたのち能代市に移り住む。木材業界紙記者、秋田放送ラジオキャスター、秋田経済法科大学講師(非常勤)を経て著述業。『塩っぱい河をわたる』(福音館書店)で第四二回産経児童出版文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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