内容説明
現代物理学、生命科学はどこまで到達したか。今日の最先端科学を精力的に論じる立花隆。その「知の挑戦」の内実を徹底検証する。
目次
第1章 遺伝子組み換えとは何か―遺伝子操作の実態
第2章 自然の摂理とは何か―現代物理学の進展と限界
第3章 生命の起源と進化―分子生物学の到達点
第4章 性と生・死―生命科学はどこまで解明できたか
第5章 無知蒙昧と神への侵犯―科学技術文明のゆくえ
著者等紹介
佐藤進[サトウススム]
1930年生まれ。京都大学工学部卒業、同大学院博士課程修了後、工学博士号を取得。ドイツ留学(フンボルト留学生)などを経て京都大学工学部教授。振動制御、科学技術論などを教授・研究。現在、京都大学名誉教授。著書に『科学技術とは何か』『価値の選択』『現代科学と人間』(三一書房)『究極の宗教とは何か』(社会評論社)『RE-ENGINEERING THE ENVIRONMENT』(Vantage Press、New York)などの他、著書、論文、評論多数
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