内容説明
取材40年、歴史的証言集。中国人蜂起が問う戦争責任。渾身の聞き書きが掘り起こす1945・花岡事件。
目次
概説 日本の中国侵略と花岡事件(花岡鉱山の発展;時代背景;労工狩りと収容所 ほか)
第1部 花岡事件の人たち(中国人強制連行とは;中国から花岡鉱山へ;過酷な労働の中で ほか)
第2部 花岡事件を見た二〇人の証言(前編)(ンゴーラ!―鹿島組の通訳として 津志田均の証言;ウジと栄養失調の中で―中国人の看護にあたる 内藤イトの証言;クーニャンをよこせ―救護班として花岡へ 立山正子の証言 ほか)
著者等紹介
野添憲治[ノゾエケンジ]
1935年秋田県藤琴村(現・藤里町)に生まれる。新制中学を卒業後、山林や土木の出稼ぎを7年、国有林の作業員を8年の後、能代市に転住。大館職業訓練所(自動車整備科)を修了後、木材業界紙記者、秋田放送ラジオキャスター、秋田経済法科大学講師(非常勤)などを経て、著述活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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