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ある日本兵の二つの戦場―近藤一の終わらない戦争

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  • サイズ A5判/ページ数 399p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784784505579
  • NDC分類 916
  • Cコード C0030

内容説明

沖縄戦の生き残り兵士の近藤一さんは、「捨てられた兵隊」の悲惨さを語りつぐなかで、中国大陸で自分たちが何をしてきたかということに向き合うことになる。「初年兵教育」としての中国人刺殺から沖縄戦の悲劇に至る、一皇軍兵士の「加害と被害」体験の聞き書き。

目次

第1部 近藤一の証言(証言―戦争に向きあいながら今を生きる;「近藤さんの戦争」を見つめ、考えるために)
第2部 近藤一さんの歩みと証言をめぐって(近藤一さんの忘れられない人々・忘れられない時;近藤一さんと出あって―加害・被害への向きあい方;山西省の人々の記憶・記録の中の独混四旅十三大隊)

著者等紹介

内海愛子[ウツミアイコ]
1941年生まれ。恵泉女学園大学教授

石田米子[イシダヨネコ]
1935年生まれ。岡山大学名誉教授

加藤修弘[カトウノブヒロ]
1943年生まれ。都立高校教員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nnpusnsn1945

20
中国と沖縄で戦った兵士の記録。大陸戦線の軍紀弛緩は目を覆いたくなる所業である。近藤さんの部隊は沖縄にも行っているが、歩兵第32連隊と違って、壕から住民を追い出さなかったのは不思議である。独立混成旅団の本も読むと裏側がわかるかもしれない。沖縄の日本軍司令部に対する反発は強い。前線と作戦の側で見解は異なるのだろう。2020/10/30

天茶

1
★★★★★2022/04/17

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