内容説明
本書は、過去の文学作品を通じて、当時の民衆の痘瘡に対する疾病概念および医療の状況を把握し、且これに対して近代医学的考察を加えたものである。
目次
1 痘瘡とは
2 痘瘡の起源
3 文学作品(平安時代;鎌倉時代;室町時代;江戸時代;明治時代;大正時代;昭和時代)
著者等紹介
川村純一[カワムラジュンイチ]
1926年生れ。千葉医科大学医学専門部卒。眼科専門医。医学博士。1995年、30数年間にわたる「郷土医学史」特に「治療信仰」の研究で日本医師会最高優功賞受賞。2004年、『千葉県伝染病史』の著作に対し、千葉県医師会医学会学術奨励賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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