織豊期の茶会と政治

織豊期の茶会と政治

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  • サイズ A5判/ページ数 444,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784784213184
  • NDC分類 791.7
  • Cコード C3024

目次

第1部 信長・秀吉所蔵の名物の歴史的背景(秀吉書状に見える「御茶湯御政道」の再検討;名物茶器の史的変遷;織田信長による名物蒐集;豊臣秀吉による名物蒐集)
第2部 織豊期における座敷飾りの展開(信長茶会における名物室礼の性格;名物室礼の奉行―松井友閑の役割;豊臣政権の確立と「ゆるし茶湯」の終焉;織豊期の座敷飾りと「大名茶湯」)

著者等紹介

竹本千鶴[タケモトチズ]
1970年神奈川県生まれ。1993年國學院大學文学部史学科卒業。2004年國學院大學大学院文学研究科日本史学専攻博士課程後期修了。博士(歴史学)学位取得。現在、國學院大學文学部兼任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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tnk

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珠江から利休に至る茶人主体の歴史、パトロンとしての信長・秀吉という、わび茶単系的歴史観を否定した良書。 室町幕府から秀吉初期に至るまで、飾りに政治的意図を込めた「大名茶湯」が行われた。これは武家主導で機能した権威を表現する装置であり、茶の湯の発達は町人と武家の二本立てで考えるべきなのである。2019/01/30

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