内容説明
本叢書では、中世の文学や学問の特質の一端を、「中世の学問」「中世の文学」「中世の作品の享受とその展開」の三章に分けて考察し、明らかにしようとした。
目次
第1章 中世の学問(中世歌学秘伝の変容―雲伝神道の中で;木戸家流藤川百首注について―周桂抄所引正吉抄と京都女子大学蔵藤川百首注二本;洞門抄物とそのことば)
第2章 中世の文学(和歌文学の研究;物語文学の研究)
第3章 中世の作品の享受とその展開(足利将軍邸の蔵書;中世末期から近世初期にかけての十三代集本文について―兼右本・雅章本の奥書・識語を手がかりに;架蔵短冊資料点描 ほか)
著者等紹介
大取一馬[オオトリカズマ]
1947年生。龍谷大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。龍谷大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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