内容説明
これまで主に専門的な研究書を出版してきたが、古今和歌集成立一千百年という、この記念すべき年にあたり、今までの著者の研究成果を、古今集研究を中心に概観しつつ、同時に一生を振り返って様々な人々や出来事について記すこととなった。
目次
第1章 回想・九十年
第2章 古今和歌集への道
第3章 歌合研究の思い出
第4章 仮名書状の魅力
第5章 歌学研究と佐佐木信綱
第6章 西本願寺本三十六人集と飯島春敬
第7章 古筆研究と田中親美
第8章 穂久迩文庫の設立
第9章 未刊国文資料刊行会
第10章 郷土研究と『豊橋市史』の編纂