天然痘根絶史―近代医学勃興期の人びと

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天然痘根絶史―近代医学勃興期の人びと

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  • サイズ A5判/ページ数 428,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784784211166
  • NDC分類 498.6
  • Cコード C3027

出版社内容情報

《内容》 ジェンナーによって発明された牛痘接種法は、日本においてはお玉ケ池種痘所において実践され、この技術を強力な尖兵として、お玉ケ池種痘所は蘭学という学問を普及させる上での確固たる拠点となった。それは、日本近代医学の誕生、今日の医学・医療の興隆の礎ともいえる。天然痘の根絶を目ざす人びとに焦点をあてながら、この近代医学勃興期とも呼べる時代を活写する。    

《目次》
1 問題の所在
2 お玉ケ池種痘所の成立と発展
お玉ケ池種痘所の成立と発展
お玉ケ池種痘所開設をめぐって
歩兵屯所医師取締手塚良仙光亨
歩兵屯所医師取締手塚良斎政富
川崎の蘭方医家太田家の事蹟
歩兵屯所の医師たち―「医学所御用留」から―
史料との出会い―歩兵屯所医師手塚良仙とその一族―
歩兵屯所附医師の医療活動―わが国軍医制度の濫觴―
お玉ケ池種痘所留守居役池田玄仲
江戸幕府寄合医師添田玄春の日々の暮し
3 天然痘の流行と牛痘接種法
天然痘―その流行と終焉―
明治初年の種痘の状況
幕末・明治初期の感染症対策―ジョージ・B・ニュートンの二大事業―
川崎宿種痘館
天然痘撲滅の長い旅路
漱石の痘痕
天然痘は人から人へ伝染する病いである―橋本伯寿の『断毒論』をよむ―
4 医史学は閑人のものか―あとがきにかえて―

目次

1 問題の所在
2 お玉ケ池種痘所の成立と発展(お玉ケ池種痘所の成立と発展;お玉ケ池種痘所開設をめぐって ほか)
3 天然痘の流行と牛痘接種法(天然痘―その流行と終焉;明治初年の種痘の状況 ほか)
4 医史学は閑人のものか―あとがきにかえて

著者等紹介

深瀬泰旦[フカセヤスアキ]
1929年神奈川県川崎市生まれ。1954年東京慈恵会医科大学卒業。1955年東京慈恵会医科大学小児科学教室に入局、小児科学とくに腎臓病学を専攻。1961年深瀬小児科医院を開業し現在に至る。1978年順天堂大学医学部医史学研究室において医史学を専攻する。東京慈恵会医科大学非常勤講師(医史学)、東邦大学医学部非常勤講師(医史学)などを経て、現在、日本医史学会常任理事、日本小児科学会名誉会員
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