出版社内容情報
内容紹介
1620年代から大坂で銅の精錬を業とし、一時世界銅産市場にお
いても重要な位置を占めた住友家は、その後金融・貿易などを
も手がけ、近代の財閥につながる豪商の一典型である。その鉱
業史料は、質・量ともにわが国屈指の基本史料であり、本養書
は1万数千点にのぼる近世史科のうち、重要で継続する記録類
を中心に編纂、第1期全6冊、第2期全6冊を刊行する。
内容説明
住友家文書のなかから重要なものを選んで、編纂・刊行するシリーズの第十五回配本。
目次
去ル子年・辰年迄五ヶ年分買入銅高并買直段之書付
去ル子年。辰年迄五ヶ年分長崎廻御用銅高并売直段之書付
去ル子年・辰年迄五ヶ年分諸国江売出候細工向銅高并売直段之書付
正徳六年申四月廿九日於飛騨守様被仰付候辰年・去未年迄四ヶ年分廻着銅之員数并直段付同代銀高之扣帳
唐人阿蘭陀売棹銅仲ヶ間割方帳
申之歳賃吹銅一件留帳
申年諸国御割合御用銅高并代銀吹賃銀勘定帳
銅会所公用帳扣(享保二年)
銅会所万覚帳(享保二年)
銅会所公用帳(享保三年)