出版社内容情報
内容紹介
1620年代から大坂で銅の精錬を業とし、一時世界銅産市場にお
いても重要な位置を占めた住友家は、その後金融・貿易などを
も手がけ、近代の財閥につながる豪商の一典型である。その鉱
業史料は、質・量ともにわが国屈指の基本史料であり、本養書
は1万数千点にのぼる近世史科のうち、重要で継続する記録類
を中心に編纂、第1期全6冊、第2期全6冊を刊行する。
内容説明
本書には、「浅草米店万控張」の(下)と(続)、および「江戸浅艸米店在勤中心得書」、「江戸浅草住友家出店記録」の四冊を収録した。前二書は、本史料叢書第一一冊に引き続く江戸浅草札差店(泉屋甚左衛門店)の公式記録である。後二書は江戸浅草米店支配人の私的記録であり、前二書を補う史料である。いずれも、江戸札差研究の基本史料である。
目次
浅草米店万控張(下)
浅草米店万控張(続)
江戸浅艸米店在勤中心得書
江戸浅草住友家出店記録(抄)