出版社内容情報
内容紹介
中世京都の都市空間形成過程における種々の問題を、辻子
の発生と展開、平安京北辺・後小松院洞御所跡敷地・土御
門四丁町等の再開発、あるいは六角町の成立と構造などの
検討を通してさぐり、今日の歴史的都市の保全修景計画を
も射程に入れて中世都市像を追究した、気鋭の建築史家な
らではの一書。巻末に人名・事項索引を付す。
日本図書館協会選定図書
目次
序章 辻子、その発声と展開―古都における高密度生活空間の開発形態
第1章 平安京北辺の地域的発展
第2章 後小松院仙洞御所跡敷地の都市再開発
第3章 土御門四丁町の空間形成と都市再開発
第4章 戦国動乱と京の都市空間
第5章 町組「六町」の成立と構造
著者等紹介
高橋康夫[タカハシヤスオ]
1946年生。1969年京都大学工学部建築学科卒業。1971年京都大学大学院工学研究科修士課程修了。工学博士。京都大学助手・講師・助教授を経て、現在、京都大学大学院工学研究科教授。日本都市史・建築史専攻
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