内容説明
多彩な言葉の心拍をもとに、刻一刻と生成を重ねる生き物たちの、秘められた繋がりを描き出す。速やかなイメージの連鎖と躍動。新しい水陸の世界をひろげる、待望の新詩集。
目次
モンゴロイドだよ
耳の女
蛤ロボット
この蟹や
食うものは食われる夜
東風吹かば
まばらな林
ほらあな
シベリアルート
毛皮〔ほか〕
著者等紹介
蜂飼耳[ハチカイミミ]
1974年神奈川県生まれ。詩集『いまにもうるおっていく陣地』(紫陽社・1999)第五回中原中也賞受賞ほか
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