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ササブエヒトツ
ささ笛ひとつ
96p / 21cm / A5判 ポイント: 20 pt ?ポイントについて
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わたしは父と手をつなぎ/うたいながら帰ります/夕ぐれるこの町を。
さり気なくおかれたこの3行を、典型的な幼児体験のスケッチだといったんは読み過ごした読者も、つづく「とおいとおい過去のこと/朝鮮半島の雀のお宿」という2行にきて、はじめてこの詩が内包する切実なモチーフに気づくに違いない。
「あれから五十余年を生きました」と詩人はいう。
刑事に連れ出される父、若くして病死した母、自刃した弟。
日本と朝鮮の板挟みに苦しんできた「殖民二世」のひたむきな生き方が、高度な詩的表現となって結実する。
あさぼらけ
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峠道
潮
千年の草っ原
空
あさの十時
午後のシンフォニー
川
母国さがし〔ほか〕
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