内容説明
対象への澄明な眼差しと詩への愛情に支えられた14の詩人論と、著者の詩の魅力に通じるエッセイ「歩くための地誌」を収載。
目次
歩くための地誌(歩くための地誌;翔ぶ足;多摩川まで;桐の花 ほか)
詩人論(『四千の日と夜』の栄光と不幸―田村隆一;『一瞬』について―清岡卓行;夜鴬ではなくよしきりが―辻井喬;構造化された「問い」―入沢康夫 ほか)
著者等紹介
新井豊美[アライトヨミ]
1935年10月17日、広島県尾道市に生まれる。四歳の頃、東京に転居。以後、赤穂、日向などを転々と疎開し、終戦は坂越市で迎える。戦後は岡山に住む。東京に出て、音大に進むが中退、以後銅板画に転じる。1972年、詩誌「あんかるわ」に参加。詩集に『河口まで』(1982年、アトリエ出版企画・地球賞)、『夜のくだもの』(1992年、思潮社・高見順賞)、『草花丘陵』(2007年、思潮社・晩翠賞)がある。詩誌「Zodiac Series」、「zuku」に参加。2012年1月21日歿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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