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ジサツスルシュシ イデンシゲンハダレノモノ
“自殺する種子”―遺伝資源は誰のもの?
296p / 19cm / B6判
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熱帯の人々が数千年かけて作り上げた作物という遺伝資源は、人類共有の文化遺産ではないだろうか。
キャッサバ育種25年の起承転結から。
1 “自殺する種子”の語るもの
2 植物資源利用の歴史
3 生物多様性と農業生産
4 育種で何ができるのか?
5 キャッサバ育種の現場から
6 不平等性の重構造
7 開発の再検討
8 バイオテクノロジー再見
9 部分と全体、ミクロとマクロ
10 知的所有権、遺伝資源は誰のもの?
河野和男[カワノカズオ]
1941年大阪生まれ、北海道大学大学院農学研究科博士課程修了。国際稲研究所(IRRI)研究生、米国ノースカロライナ州立大学客員助教授、ペルー国稲作計画育種専門家を経て、1973年国際熱帯農業研究センター(CIAT;コロンビア)キャッサバ育種室長として着任。熱帯の大作物キャッサバの育種を開始し、変異の大きな巨大な育種材料集団をつくり上げる。1983年タイに移り、CIATのアジアキャッサバプログラムを設立し、アジア各国で35の新品種が採用され、その栽培面積は100万ヘクタールに及ぶ。1998年帰国し、現在、神戸大学農学部教授。作物育種学、生物進化学専攻。この間、キャッサバ育種研究体制の確立と新品種の開発と普及に対し、ベトナム国農業功労メダル、タイ国最高位勲三等勲章、中国友誼奨、日本・外務大臣表彰、日本農学賞、読売農学賞ほか多数の内外の賞を受賞
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