内容説明
本書では、環境汚染を起こしてきた化学物質を見つめ直して、その性質を理解し取り扱うことを目指す、それにより、汚染の進行を止めることができ、資源を循環型利用し、ゼロ・エミッションの化学の世界が開けてくるはずである。
目次
第１章 グリーン・ケミストリーの定義
第２章 化学技術がもたらした環境汚染
第３章 地球環境を構成する化学現象
第４章 文明社会が出すごみ処理問題
第５章 生体に有害なものと無害なもの
第６章 安全な化学物質のデザイン
第７章 ２１世紀を支える化学技術
著者等紹介
吉村忠与志［ヨシムラタダヨシ］
１９７３年福井大学大学院工学研究科修士課程修了。１９８２年理学博士（京都大学）。福井工業高等専門学校教授。専門は、化学教育、環境化学、化学情報工学
西宮辰明［ニシミヤタツアキ］
１９６４年日本大学理工学部卒業。東京工業高等専門学校教授。専門は、環境化学、材料化学、電気化学
本間善夫［ホンマヨシオ］
１９７７年山形大学大学院工学研究科修士課程修了。県立新潟女子短期大学助教授。専門は、生活環境化学
村林真行［ムラバヤシマサユキ］
１９６１年東京大学工学部卒業。１９７０年工学博士（東京大学）。横浜国立大学教授（環境科学研究センター長）。専門は、環境科学
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